課金セックス屋さんに行った話
ーーーその日、運命に出会う(Fate/stay night)
私、つい先日課金セックス屋さんに初めて行きまして、せっかくですのでその時のお話をしたいと思います。
きっかけは些細な事だった。
ある日、いつものようにTwitterを見ていると、フォロワーが課金セックス屋さんの話をしていた。
「あれ、もう自粛明けて課金セックス屋さんって営業してるんかな?」
と思い、Twitterにそのことを呟くと、割と多くの人から「もう開いてるよ!」とか「こないだ行ってきたよ!」なんていうリプライを頂き、「なるほど、これは……アリだな」という感情になっていた。
そしてもう一つ、俺は友達が30になった時に、その友達と数人で一緒に課金セックス屋さんに行くという予定があったのだが、その前に一度行っておきたいというのがあった。
とここまでの時点でもうかなり行く気になっており、なんなら給付金入るからむしろプラスやんけ。と思い始め、インターネッツを使って調べることにした。
行き先は、何人かからオススメしてもらった神戸。尼崎と滋賀と和歌山にもあるらしいが、滋賀と和歌山は遠すぎて、尼崎はなんか治安が良くなさそうという偏見から神戸にした。
「初めての課金セックス屋さんは金に糸目をつけるな」ということわざをどこかで聞いたこともあり、サイバーエンドドラゴンみたいな見た目の奴を引きたくない一心で福原でも特に高級そうなところから探した。
そして俺はもう一つの教わったことを思い出す。「ランカーが良い」と。そりゃそうだ。どこの世でもランカーは強い。死徒二十七祖も他の死徒とは比べものにならん強さだし、護廷十三隊も、上位席官は他の死神とは比べものにならん強さだ。
そうと決まればランカーだと高級店のランカーを探し回った。しかし、この間Twitterで見た一文が俺の中で引っかかったーーー「出勤日数だけでポイント稼いでランキングに載ってる奴がいる」と。確かに、実力と戦績は必ずしもイコールじゃない。ならば何を信用する……?
つまり「出勤日数がめちゃくちゃ多いわけではないが、ランカーの地位にいる存在」これだ。これしかない。
ここまで限定した為、あっという間に候補は数名に絞り込めた。そして、最後の決め手はーーー「せっかくだから、デカいのが、いいよなぁ?」
流石の高級店のランカーだ。これで悪魔神ラプソーンみたいな奴が出てくることもなかろう。この子に決まりだ。後は予約するだけだ。
プルルル……
店員「はい、課金セックス屋さんです」
僕「あ、日番谷(偽名)ですけど。雛森(仮名)さん明日の夜空いてますか?」
店員「はい、空いてますよ」
僕「じゃあお願いします」
というわけで前日予約は驚くほどスムーズに完了した
当日、流石にワクワクが抑えきれず昼からラーメンなどを食ってしまったが、問題はこの後だった……
職場から神戸行きの電車に乗って揺られながらTwitterを見ていると
「……は?」
心が追いつかない。何言ってるかわかんない。いや、MRのリベンジするのはなんとなくわかる。しかし……と言った感じで完全に感情が迷子になってしまった。汗は止まらないし、動悸もかなりのものだった。そう、課金セックス屋さんに行くことなんかよりもよっぽど興奮していたのである。(実際、この時点で課金セックス屋さんのことは正直どうでもよくなりかかっていた)
しかし、予約したからには行かねば迷惑。美希の配信は今日じゃないし、今は一先ず落ち着くことが先決だ。さて、いかにして落ち着きを取り戻そうか……幸い予約した時間まではまだ1時間以上ある……
そんな時に目の前に現れたのが「ゲオ」漫画ならなんでも揃ってる天下のゲオだ。ゲオに来たらやることは一つ。「バキ」を読むことである。今日はグラップラー1巻から行くか!とバキを読み始めること30分、完全に頭がバキになった。バキでミキを中和させることに成功したのだ。
そして落ち着きを取り戻した俺はベストコンディション。まるで末堂だ。人間冷めた方が強くなる。晩ご飯としてマクドナルドでチキンクリスプとポテトを食べ、いざ、予約していた店まで向かった。
店の中はやたら暗く、想像の中にあった課金セックス屋さんそのもののような内装でだった。そしてなんか既にいい匂いがする。何かアロマでも焚いているのだろうか。エッチな漫画によく出てくる嗅ぐだけでエッチな気分になるお香か?とも思ったがそこまで興奮しなかったので違ったみたいだった。その時、
「日番谷様〜」
呼ばれた。
完全に気分はサンダルフォン。「行ってきます!」と誰に向けてるのかもわからない挨拶をして呼ばれた方へと歩いていった。
そこにはエレベーターが、中には女の子が座っていた。顔を見る。最近ろくに女性の顔を見ていなかった上に、照明が暗いからはっきりと認識することは出来なかったが比較的美人、当たりだ。スエルテ。サイトで見た写真とは雰囲気が違ったが、これはこれで大いにアリだという感じだった。
それに服が凄い。上下とも黒の下着、それも下はガーターベルト。マジでエッチゲームでしか見たことのない服装に、めちゃくちゃテンションが上がる。
嬢「初めまして〜」
ぼく「初めまして〜」
と言った瞬間、女の子がキスをしてきた。マジか。いきなりすぎんか。突然のことで困惑する俺。エッチゲームの不意打ちキスシーンの主人公はこんな気分だったのかも知れない。
ぼく「ぷはっ……すみません、こういうところは初めてで……」
初めての奴は初めてアピールをした方がいいらしい。なんかサービスが良くなるという噂を聞いたことがある。
嬢「へぇ〜初めてなんだ?ダメだよ、若いうちはもっと遊ばないと〜」
周りのお友達は行ってる人は行って、行かない人は行かないので、こういうのは両極端なのかも知れない。
などと喋っているうちに、部屋に着き、奥の方に案内された。言われた場所に座っていると、当然ながらドキドキしてきた。
嬢「ふふっ、緊張してる?」
ぼく「はい、めちゃくちゃ緊張してます……」
ソシャゲのガチャを回す時の方が緊張しているのだが、せっかくなので緊張しているアピールをすることにする。その方が上手いことやってくれそうだからだ。
嬢「じゃあお洋服、脱がしますね〜」
と、俺の服のボタンに手をかける。なるほどこういうのもあるのか、と感心する。全部脱ぎ終わったあたりで、
嬢「じゃあ私も脱ぐね。上、脱がしてください」
とこちらに優先権を譲ってきた。
流石にブラを外すこと程度に手間取るはずもなく、女の子のブラを外すと、女の子はガーターベルトを脱いだ。胸がデカい。公式サイトには99と書いてあったが、これがそのサイズなのだろうかと思っちゃうくらいのデカさだった。
嬢「じゃあ、始めるね」
とチンチンに口をつける彼女。さっきもいきなりだったが今度もいきなりだ。多分素早さ180ぐらいあるのだろう、そのままフェラへとスムーズに移行した。
いや、普通に上手い。焦らすような舐め方だが、その舌遣いによって完全にヒソカみたいになってしまった。そしてその後は全身を舐め回され、気持ちいいのやらくすぐったいのやらで焦らされる気持ちは増幅していった。
嬢「それじゃあベッド行こっか」
焦らされてヒソカな俺は、言われるがままベッドへ。そのままベッドに横になり、女の子は俺の上に跨り、騎乗位モードに突入した。そして驚くべき女の子の腰を振る上手さ。まるでエッチゲームのように身体を後ろに逸らせて腰を振っている。めちゃくちゃ気持ちがいい。既にヒソカだった俺は普通に射精した。
嬢「いっぱい出たね〜。結構溜まってた?」
と言いながら股から溢れる精液を拭く姿、エッチな本でめちゃくちゃ見たことがあるやつで感動してしまった。
そして一通り終わった俺はお風呂へ。ここに来て「ソープはな、風呂に入るんだぞ」という名台詞の伏線を回収することが出来た。
女の子はマットの用意をしていた。
ここで暇になって会話パートが挟まるのだが、ゲームが趣味と言ったら向こうもゲームが趣味のようで、グラブルの話をしたり、ゼルダの話をしたりした。途中向こうから偶然にもアイマスの話題が飛んできたが、面倒くさいことになるのを避ける為に、アイマスは知らないフリをした。ちなみにグラブルも引かれるのを防ぐ為、ランク120ぐらいと嘘をついた。ゼルダは夢島(DX)のオタクだったらしく、かぜのさかなが最高だのと言った話をした。
そうこうしているうちにマットの準備が終わり、促されるままマットに横になる。マット自身があったまっているので、岩盤浴とかそれに近い感覚があった。
その段階でも会話パートは終わっておらず、好きなラーメンやカレーの話をしていたが、気付けば彼女は身体中をローション塗れにして、俺の身体を洗って来た。こんなにローションとはあったかいものなのかと感心してしまった。
全身を使って俺の身体を洗う女の子、エッチゲームでも見たことない、エッチな漫画でしか見たことのないシチュエーションだ。流石に興奮してきたのか、だんだんとまたヒソカモードになって行く。
嬢「あ、元気になってきた♡」
語尾がヒソカだ。俺も♤とか付けて喋ろうかな。
嬢「じゃあもう一回入れるね」
とまた騎乗位モードに突入。ローションの気持ち良さもあって龍紋鬼灯丸に(霊圧の関係)、今度はクソデカいおっぱいを触りながらフィニッシュした。
ここまででだいたい1時間半ぐらい、もう俺も後は会話パートで終了かと思っていたんだが
嬢「もう一回イかせてあげる♡」
ヒソカ再び。めちゃくちゃ仕事熱心な人だなと思いながら、チンチンを彼女に任せてみると、舐めたりシゴいたり色々してくれたが、流石に霊圧が底をついたようで、ピクリとも動かなかった。
嬢「悔しい〜、自信あったんだけどな〜」
その発言はアンタが悪かったのか、俺が悪かったのかわからなくなってしまうからやめてくれ、となる。
嬢「次来た時はリベンジさせてね!」
ここで次回営業、抜け目のない仕事熱心さだ。流石プロ。
と後は適当にお喋りして時間が来て終了。
エレベーターから一階に降りる際に
嬢「今日はありがとうございました。また来てくださいね」
とここでも軽くキス。次も来たいと思わせる手腕凄いな。
そのまま待合室で今日のアンケートを書き、店を出た。
全て終わり、お店を出た時、何かを失った気が……するわけもなく、普通にスッキリした気分で帰路についた。ネット依存症なので、結局すぐにTwitterに張り付きながら、ミリシタのフェス限ヤベェなぁ……とか考えていた。
つまり、何が言いたいかと言うと……
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前作の要素に加え、日常パートの追加、さらに自分のことを鬼だと言う新ヒロイン「神山織」のルートが追加。前作からヒロインに昇格したおっぱいの化身こと「水織静久」ルート、島の風紀委員「野村美希」ルート、そして一緒に暮らす親戚の女の子「加藤うみ」のルート追加!
前作をプレイした人も、未プレイの人も、是非プレイしていただきたい!
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どんな時もーーー夏の青さを覚えていた。